白に近いシルバーやかなり薄いパステルブルーにされる場合、またはより透明感を出されたい場合は、カラーシャンプーで更にベースを整えてからカラーをすると、ご希望の髪色にカラーしやすくなります。
エンシェールズカラーシャンプーの“ムラシャン”と“シルバーシャンプー”(※ブルーにカラーする場合は“ムラシャン”のみ)を使うと、ブリーチで薄く残った黄色味を抑え、白に近づけることができます。
1週間を目安に毎日使用し、更にベースを整えてみてください。
シルバーにカラーする場合は、“ムラシャン”と“シルバーシャンプー”のダブル使いがおすすめです。
“ムラシャン”で黄色味を打ち消し、“シルバーシャンプー”でくすませることで、シルバーカラー用のベースが更に整い、何もしないでカラーした場合と比べ、キレイなシルバーに発色します。
ブルーにカラーする場合は、くすませる必要はないため、“ムラシャン”のみご使用ください。
カラーシャンプーの使い方は、【カラーシャンプーについて】のページでご紹介しています。
ベースが整えば、お好みのシルバー・ブルーのカラーバターをお使いいただくと、キレイなシルバーや明るいブルー、更に白に近いシルバーやかなり薄いパステルブルーに染めることができます。
カラーバターはトリートメントそのものなので、カラーの際に髪がダメージすることなく、むしろブリーチで受けたダメージを補修することができます。
白に近いシルバーやかなり薄いパステルブルーに染められる場合は、以下で紹介してる【色ムラをふせぐためのおすすめの塗り方・流し方】をお試しください。
ブリーチをした髪に赤やピンクなど暖色系カラーでカラーされている場合、更にブリーチを重ねるのはキケンです。
ブリーチで無理に落とすのではなく、以下の2ステップで髪色を育てていくことをおすすめします。
髪にダメージを与えずシルバーやブルーにカラーチェンジしやすくなります。
大抵のカラー剤はシャンプーである程度まで自然退色させることができます。
エンシェールズカラーバターの暖色系でカラーされた場合は、1ヶ月半~2ヶ月程で大体色が落ちます(エンシェールズマジカラーの場合は2ヶ月~3ヶ月程)。
まだかなり色が濃く残っている場合は、まずはシャンプーでできる限り自然退色させることをおすすめします。
以下「色を早く落とす方法」をすると、退色が早まります。
■洗浄力の強いシャンプーを使う
■1度に2回シャンプーをする
■シャンプーの泡を髪全体につけて5分放置して流す
*シャンプーの代わりにコンディショナーを使用しても効果的です。シャンプーによるパサつきが気になる方はコンディショナーの回数や放置時間を増やしてお試しください。
髪質によっては、自然退色でキレイに落ち切る場合もありますが、暖色系のカラーは完全には落ちず多少色が残る場合がほとんどです。
色が残る場合は、以下「色落ちさせる目安」程度までは退色させてください。
ブリーチはまだまだ禁物です。
見た目では色が落ちていても、ブリーチをすると突然残留色素が現れる場合があるので要注意です。
ブリーチで落とすのではなく、“青紫系のカラー”を入れてワンクッション置くことをおすすめします。
赤系の色が残った上から青紫系のカラーを入れると、青紫系の色の退色とともに赤系の色味が消されていきます。
キレイにカラーチェンジしつつ、シルバーやブルーにするためのベースを無理なく育てることができます。
以下でエンシェールズカラーバターを使ったおすすめの青紫系カラーをご紹介します。
カラーバターは比較的ブリーチをしても色が髪に残留しにくく、カラーチェンジしやすいのが特長の1つです。
特に寒色系・中間色系はキレイに色が落ちていきます。
また、カラーバターはトリートメントそのものなので、カラーの際には髪はダメージすることなく、むしろ髪のダメージを補修することができます。
おすすめの青紫系カラー①②③を、ピンク系カラーをある程度まで退色させた髪に使用した場合の退色例です。
3週間後くらいまで退色させた後は、「もう一度ブリーチをする」か「この上から少し濃いめ(暗め)のシルバーやブルーでカラーする」かの2つの選択肢があります。
髪のダメージのことを考えると、この上から少し濃いめ(暗め)のシルバーやブルーのカラーバターでカラーすることをおすすめします。
カラー直後はやや紫寄りの発色になりますが、退色するにつれ紫っぽさは薄れ、その次くらいのカラーでは、シルバーやブルーに染めることができるようになります。
時間をかけて育てたシルバーやブルーをキレイに長くキープされたい場合は、以下で紹介してる【カラー後のおすすめのアフターケア方法】の「色落ちの早いシルバーやブルーを長くキープ!」をお試しください。
途中で根元プリンが気になりリタッチされる場合、リタッチの境目部分に残留色素が出る可能性が高いです。
残留色素が出てしまった場合、次で紹介している「ブリーチをして色素が残留してしまった編」をお試しください。
赤やオレンジの残留色素が出てしまうと焦りもありブリーチを重ねがちですが、それ以上のブリーチはキケンです。
残留の程度によってはもう一度ブリーチをすると落とせる場合もありますが、残留色素を落としきれずダメージだけが蓄積されてしまうパターンの方が多く、落とせたとしても髪がブリーチに耐えられずブッツリ切れてしまう恐れがあります。
以下、残留の程度を「薄いオレンジ」と「濃い赤」の2パターンに分けて、ダメージレスでできる対処法をご紹介します。
ブリーチで無理をせず髪色を育てていくことをおすすめします。
残留色素が薄い場合、“エンシェールズカラーシャンプー”を使って落ち着かせることができます。
1回のシャンプーでもかなり効果を感じられますが、2回・3回重ねてご使用いただくとより効果が高まります。
※重ね過ぎると髪に色が入ってしまうため、髪の状態を見ながら使用回数を調整ください。
シルバーにカラーされたい場合は、“ムラシャン”と“シルバーシャンプー”をダブルで使用されることをおすすめします。
まずは“ムラシャン”で黄味を打ち消し、その上から“シルバーシャンプー”を重ねるとくすませ効果によって赤味を落ち着かせることができます。
ブルーにカラーされたい場合は、“ムラシャン”にカラーバターの“ネイビーブルー”をほんの少し混ぜて使用されることをおすすめします。
混ぜる割合は、ムラシャン10に対しネイビーブルー1の割合を目安にしてください。(*割合は重さ(g)になります。混ぜる際は計量器をご使用ください。)
カラーバターもカラーシャンプーも同じ種類の色素で構成されているので、混ぜてお使いいただけます。
カラーバターの量が少量であれば、混ぜてもシャンプーの質感はほぼ変わらず、カラーシャンプーだけの時と同じようにご使用いただけます。
カラーシャンプーの使い方は、【カラーシャンプーについて】のページをご覧ください。
残留色素を落ち着かせられた後は、お好みのシルバー・ブルーのカラーバターをお使いいただくと、キレイなシルバーや明るいブルーに染めることができます。
カラーバターはトリートメントそのものなので、髪がダメージすることなく、むしろブリーチで受けたダメージを補修することができます。
残留色素が濃い場合、カラーシャンプーだけでは満足の行く効果は得づらいです。
シルバーにしたい場合もブルーにしたい場合も、残留色素が出た上から“青紫系のカラー”を入れて、青紫系のカラーの退色とともに残留色素を薄めていくことをおすすめします。
以下でエンシェールズカラーバターを使ったおすすめの青紫系カラーをご紹介します。
カラーバターは比較的ブリーチをしても色が髪に残留しにくく、カラーチェンジしやすいのが特長の1つです。
特に寒色系・中間色系はキレイに色が落ちるので、次のカラーへの影響の心配がありません。
おすすめの青紫系カラー①②③を、色が濃く赤味の強い残留色素が出た髪に使用した場合の退色例です。
青紫系カラーが色落ちしていくのと一緒に残留色素も自然と薄まっていきます。
3週間後くらいまで退色させた後は、「もう一度ブリーチをする」か「この上から少し濃いめ(暗め)のシルバーやブルーでカラーする」かの2つの選択肢があります。
ブリーチをするとまだ薄く残留色素が残る可能性が高く、また髪へのダメージのリスクもあるため、まだブリーチは避けて、この上から少し濃いめ(暗め)のシルバーやブルーのカラーバターでカラーすることをおすすめします。
カラー直後は紫がかった色になりますが、退色するにつれ紫っぽさは薄れ、その次くらいのカラーでは、シルバーやブルーに染めることができるようになります。