複数回ブリーチで白に近くまで明るくしたベース毛に『チェリーピンク』原液を使用すると、ワインカラーのような赤紫っぽい色に仕上がります!
こちらのページトップに掲載しているカラースタイルで、
表面の中間から毛先に『チェリーピンク』を原液で、
根元とインナーに、1/3の量の『ダークシルバー』を混ぜた“ダークピンク”を使用しています!
ベーストーンが明るいと透明感が出てキレイです♪
反面、透け感により、どちらも落ち着いた色味のわりには明るい・薄い印象になります。

- 1.発色
- 2.退色
- 3.次回カラーへの影響
- 4.オリジナルカラーアレンジ
『チェリーピンク』は、深みと赤味がある大人かわいいピンクカラーです!
しっかりと色味を出しつつも、深みがあるので派手過ぎず、派手髪初心者さんにも“ちょうどいい”おすすめのカラーです◎
ご使用前のベース毛の明るさや色味によって発色は変わります!
以下で「白に近い白金毛」・「黄色味のある明るい金髪」・「オレンジ味の強い金髪」・「明るめの茶髪」の4パターンのベース毛別に、『チェリーピンク』の発色をご紹介します!
*白金ベースでは、単色で使用した場合と、薄めて使用した場合とをご紹介しています!
黄色味が強い金髪ベースに『チェリーピンク』原液を使用すると、白金ベースよりも赤味のある深いピンクになります!
透明感は出にくく、やや沈んだ発色になりますが、色味はしっかりと出ます◎
ワンブリーチくらいのオレンジ味が強い金髪ベースに『チェリーピンク』原液を使用すると、くすんだ感じの赤に近い色になります!
透明感は出ず、沈んだ発色になりますが、色味はしっかりと出ます◎
落ち着きのある発色で、派手髪はじめてさんにおすすめです!
ブリーチはしておらずカラー剤で明るくした茶髪ベースに『チェリーピンク』原液を使用すると、ふんわりとニュアンスでピンク味が感じられます!
『チェリーピンク』を原液で使用した場合の色持ちは、約4週間が目安になります!
染めたての濃い色を感じられるのは1週間程で、その後は色が薄まった状態が続きます。
髪質やご使用のシャンプー等で個人差がありますが、退色をしても染める前と全く同じ状態にはならずに、薄っすらとピンクが残ることが多いです。
*1日1回シャンプーした場合の目安です。
*退色期間や退色過程には個人差があります。
原液使用・ダークシルバーを混ぜて使用、どちらも赤紫系の淡いピンクに退色していき、薄っすらとピンクが残りました!
『ダークシルバー』を混ぜた方は、くすんだ紫寄りの色味で退色していきました。
黄色味が強い金髪ベースに使用した場合、退色が進むにつれベース毛の黄色味が出てきて、サーモンピンクのような色味へと、薄まりながら色味も変わっていきました!
オレンジ味が強い金髪に使用した場合、退色が進につれベース毛のオレンジ味が出てきて、3週間程でベースに近い色になっていきますが、薄っすらと淡くピンク味が残りました!
茶髪に使用した場合、2,3週間程で色味が感じにくくなり、4週間後には、ほぼ元の色に戻りました!
「2.チェリーピンクの退色」でご紹介している4週間後の状態が、基本的な“カラーチェンジのタイミング”になるかと思います!
髪質により、全く色残りせずキレイに退色する場合もありますが、薄っすらと淡いピンクが残ることが多いです。
この状態からどうやってカラーチェンジできるのか?
①ブリーチで(茶髪ベースはアルカリカラー剤で)脱色できるのか?
②そのまま別のカラーを重ねてもしっかり染まるのか?
この2パターンで結果をご紹介していきます!
白金毛ベースの4週間後の状態から
【①ブリーチをすると】
原液使用・ダークシルバーを混ぜて使用、どちらも薄っすら赤味(残留色素)が残りましたが、カラーチェンジには問題ない程度です◎
【②そのまま別の色を上から重ねると】
左半分が表面(原液使用)部分、右半分がインナー(ダークシルバーを混ぜて使用)部分です!
ダークシルバーを混ぜた方がやや濃いめに発色しましたが、色味に大きな差は出ていません!
色が薄い『アッシュミルクティー』と『925シルバー』は、残ったピンクの影響を受けた発色になりましたが、
色が濃い『ショッキングパープル』と『ロイヤルブルー』は影響を感じさせずしっかりと色味が出ました◎
黄色味が強い金髪ベースの4週間後の状態から
【①ブリーチをすると】
わずかに赤味が出ましたが、大きく目立った感じではなく、次のカラーには響かない程度です!
元のベース毛よりも明るくトーンアップされました◎
【②そのまま別の色を上から重ねると】
色が薄い『アッシュミルクティー』は、残ったピンクの影響を受けた発色になりましたが、
色が濃い『ショッキングパープル』『ロイヤルブルー』は、影響を感じさせずしっかりと色味が出ました!
オレンジ味が強い金髪ベースの4週間後の状態から
【①ブリーチをすると】
ほぼ赤味(残留色素)は感じられず、トーンアップもされました◎
【②そのまま別の色を上から重ねると】
色が濃い『ショッキングパープル』『ロイヤルブルー』『ネイビーブルー』は、残ったピンクの影響を感じさせずしっかりと色味が出ました!
*元のベース毛(オレンジ味が強い金髪)の明るさ・色味の影響は受けています
*『アッシュミルクティー』など薄い色は、ベーストーンがおすすめではないため検証から外しています
茶髪ベースの6週間後の(ほぼ元のベース毛に戻った)状態から
【①アルカリカラー剤(10トーン・色なし)をすると】
目立った赤味(残留色素)は特に出ませんでした!
【②そのまま別の色を上から重ねると】
色の濃い『ショッキングパープル』『ロイヤルブルー』『ネイビーブルー』は、『チェリーピンク』の影響は感じられず元のベース毛の明るさ・色味の影響を受けた発色になりました!
個人差はありますが、どのベース毛でも、『チェリーピンク』でカラーした後のカラーチェンジは可能です◎
ブリーチをするとわずかに赤味が残ることがありますが、カラーチェンジにはジャマにならない程度です!
脱色無しでも濃いめの色であれば、上から重ねてキレイに染めることができます!
髪に負担をかけないためにも、別の色を上から重ねてカラーチェンジされることをおすすめします!
最後に、『チェリーピンク』を使った、“オリジナルカラー”をご紹介します!
白金毛ベースでご紹介しているように、『チェリーピンク』に『ダークシルバー』を混ぜると、もっと深みを出すことができます!
薄める割合を変えてお好みの色味をお楽しみください♪
『ダークシルバー』の割合が多いと、黒っぽくなってしまいます!
混ぜる時は『チェリーピンク』の比率を多めにしていただくことをおすすめします!
また、『チェリーピンク』を薄めると、『フラッシュピンク』や『キャンディーピンク』とはまた違った、“大人っぽいライトピンク”をつくることができます!
ベーストーンが低いと、発色しづらく、またオレンジっぽい色味になるので、薄めてご使用の際はかなり明るい白金ベースへのご使用がおすすめです!
*薄める専用の『クリアクリーム』のご使用がおすすめですが、市販の白いトリートメントでも薄めることができます!
お好みでお楽しみください♪










