
まだ今の色が残っている状態で、なんとなくで上から別の色を重ねると、とんでもない色に!...なんてことにもなりかねません。
『補色テクニック』ページでご紹介している「色相環(しきそうかん)」を見ながら重ねる色を考えると、失敗しにくく、また分かりやすく簡単です♪
今の色の反対側にある「補色」は避けて、今の色の近くの「類似色」または左右90度くらいまでの色を重ねることをおすすめします!
ピンク・パープル・ブルーの上から、各色を重ねるとどんな色になるのかをご紹介します!
ピンクと重ねた色との、“間にある色味”になりました!
■『マンゴーオレンジ』と『ネオンイエロー』
■『ロイヤルブルー』と『オーシャンブルー』
は、とても似た色味になりましたが、
『マンゴーオレンジ』の方が赤寄りの色味で、『ネオンイエロー』はオレンジっぽい色味になります!
『ロイヤルブルー』の方が青紫寄りの色味で、『オーシャンブルー』は青っぽい色味になります!
*かなり濃いめのピンクの上から、各色を原液で重ねた場合の結果です!
ピンクがもっと薄まった状態から重ねると、重ねた色が強く出ます。
今の髪色(色味や濃淡)を見ながら、重ねる色を調整(薄まる等)してみてください!
パープルと重ねた色との、“間にある色味”になりましたが、どれも沈んだ感じで深みのある色になりました!
■『ロイヤルブルー』と『オーシャンブルー』
■『フラッシュピンク』と『リアルレッド』
は、とても似た色味になりましたが、
『ロイヤルブルー』の方がやや紫味を感じ、『オーシャンブルー』の方が青っぽさがあります!
『フラッシュピンク』の方が紫味が強く、『リアルレッド』は赤紫から深みのあるピンクのような色味になります!
*濃いめのパープルの上から、各色を原液で重ねた場合の結果です!
パープルがもっと薄まった状態から重ねると、重ねた色が強く出ます。
今の髪色(色味や濃淡)を見ながら、重ねる色を調整(薄まる等)してみてください!
ブルーと重ねた色との、“間にある色味”になりました!
『リアルレッド』は黒っぽくも見えますが、かなり深みのあるパープルです!
■『キャンディーピンク』と『ショッキングパープル』
■『ヘンプグリーン』と『ネオンイエロー』
は、とても似た色味になりましたが、
『キャンディーピンク』の方が明るい青紫、『ショッキングパープル』の方が深みのある青紫になります!
『ヘンプグリーン』の方がターコイズのような青みのある色で、『ネオンイエロー』は緑っぽい色味になります!
*濃いめのブルーの上から、各色を原液で重ねた場合の結果です!
ブルーがもっと薄まった状態から重ねると、重ねた色が強く出ます。
今の髪色(色味や濃淡)を見ながら、重ねる色を調整(薄まる等)してみてください!

全頭の色をガラっと変えるのもひとつですが、ポイントカラーを入れてアクセントをつけるだけでも、結構印象が変わります◎
「1.相性の良い色の組み合わせ」を参考に重ねる色を選んで、毛先やインナーやメッシュなど、部分的に色を重ねてアレンジしてみてはいかがでしょうか♪
全頭濃いめのブルーカラーの毛先に『ショッキングパープル』を原液で使用!
類似色なのでベースの色と馴染みつつ、しっかりとアクセントがつきました♪
全頭深みのある赤のインナーに『ダークシルバー』を原液で使用!
「1.相性の良い色の組み合わせ」ではご紹介していませんが、ダークカラーは基本的にどの色とも相性が良く、元の色が深く沈んだ色味になります!
部分的にダークカラーを使って、ローライト効果でアクセントをつけるのも◎
色に飽きてきたな、という時は、相性の良い色を上から重ねて、気分転換してみてください♪